20250626ひばりが丘児童センタ

活動記録

蒸し暑いので今日は来客は少ないかなと踏んでいましたが、ドクターの欠席が2名でテーブルが一つ空いたことから、自分一人でテーブルを使わせていただくことになる一方、壊れたおもちゃの持ち込みは多く10件以上あったのではないでしょうか

その中で自分が(一部分も含めて)担当したのは以下の3件でした

  • ディズニーの英語学習ペン
  • イワヤの犬のぬいぐるみ
  • ラジコンカー

ディズニーの英語学習ペン https://world-family.co.jp/program/magic-pen.html

アンパンマンシリーズでも同様のおもちゃがありますが、こちらは本格的な英語学習教材のようです。

主訴

電源を入れても読み取りが出来ず、本来なら絵本の絵をにペン先を当てると該当する英単語をペンが発音するというもので、ミッキーとミニーの両方のペンと本が持ち込まれました。

診察

バッテリは内蔵LiIonのようでUSBマイクロ端子がついています。ボタンの長押しで電源が入り何か喋っているようなので、動作はしている模様。本の最初のページの「STARTボタン」のアイコンにペン先を当てても反応がありません。

可能性としてペン先から赤外線発光がされていないか、信号の読み取り部の問題(汚れや接触不良)が想定されましたので、中を見ることにしました。

処置

二本のうち一本は、先日アンパンマンのペンの修理をした他のドクターにお任せして分解開始。覚悟はしていましたが、ネジを外しても本体が開きません。

どこかが勘合しているのはアンパンマンと同様なので、そこの探りをする間もなくもう一人のドクターが「ここにあるよ」と教えてくれたので、あっけなく第一関門突破。

中は想像していたよりも全くきれいな状態であまり長く使っている様子は覗えませんでした。先端部分の読み取り部品も安定してしっかりと着いています。

試しにもう一度電源を入れて読ませてみると・・なんと正常に動作しました!しかも二本共に!

他に悪い様子は見られなかったので、元の状態にネジを締めて、あっけなく修理?完了

イワヤの犬のぬいぐるみ https://www.iwaya.co.jp/toy.html

これは最近よく見るのでネットでもいろいろなドクターがいろいろな動くぬいぐるみを修理した記録が見つかります。いずれは修理に挑戦してみたいと考えてネットでも勉強していました。共通するのが踏んづけたり、一緒に寝ているときに下敷きにして、内部の骨組みを折ってしまうことです。

主訴

持ち込まれた個体はそもそも動かないということで、電池が液漏れしてボックスの接点に緑青が噴いていました。他のドクターが磨いて接点としての機能は確保しましたが、電源を入れるとどうも動きが変なので骨折の疑いがあり、中を見る必要がありました。

診察

初めてだったので他のドクターからの指導をいただきながら、ぬいぐるみの外側を取り外す作業から開始。電池ボックスの周辺はホットボンドで固めてありますが、破れないように恐る恐る引っ張るとなんとか外せます。

次は後ろ足、尻尾、前足と順に外して行くと、ポロッとネジが一本出てきました。どうやらこのネジが外れたことで前足が駆動軸から外れてしまったようです。

処置

内部は樹脂のカバーがありその中に駆動部分がありますが、樹脂カバーは両側から駆動部分を挟むようになっていて、左半身側にネジが数箇所留めてあります。特に頭のネジは頭の毛皮を外さないといけないので、目のところに影響が出ないようにネジ穴を探って外すのがコツのようです。

左半身を開いた状態にして、外れた駆動部分を元に戻してネジで締めました。樹脂部分が折れているケースが多いと聞いていたのですが、今回はその対応はなかったのは幸いです。しかし、電池ボックスの接点が汚れているのと、スライドスイッチが固くなっているのが気になって、そこも修理することにしました。

電池ボックスは中の駆動部分にガッチリとはめ込まれていて、これを外すのもベテランドクターのノウハウをお借りしました。マイナスドライバーをはめ込んで噛み合わせを外します。

電池ボックスとモータをつないでいる線が切れてしまう可能性があるので、モータ側と電池ボックス側に赤ペン、黒ペンを使って正極負極を分かるようにしておき、作業能率を考えてあえて配線は外しました。

電池ボックスは緑青の噴いた負極側は磨いてもきれいにならなかったので新品と取り換え。問題はスイッチです。スライドスイッチは電池ボックスに組み込まれており外付けではありませんでした。中の銅板がやはり緑青が噴いていたため、他のドクターにきれいに磨いていただき、元に戻しました。

接点復活剤をつけてスライドさせると、スムーズに動くように。

問題はバラバラに外れた骨格の復旧です。動きをイメージしながら試行錯誤をしてはめ込んでいきました。試しに電源を入れてみると動作もなかなかいい感じです(なにせ骸骨が動いているような様子なので、子供が見ると泣くかもしれません)。

ついで外した樹脂を両側から挟むように取り付けてネジ締め。

毛皮を外した順番の逆の順番で頭、前足、尻尾、後ろ足とつけていきますが、わりと力がいります。少々強い力で引っ張っても丈夫で破れないのがさすが。

最後は電池ボックスの周囲に毛皮をはめ込む際に、ホットメルトを少しつけて外れないように処置します。

最終動作確認して修理完了。動かしてみると確かにクンクンと啼きながら近づいてくる様はこどもにとっては楽しい遊び相手でしょう。修理する側も一安心。

受取にこれらるのを待っていましたが、時間を過ぎてしまったので施設に託しました。こどもがどういう表情をするか楽しみだったので、少し残念です。

ラジコンカー

メーカー(JOZEN?)や型番はよくわかりませんが、40センチくらいの大型の乗り物(Jeep?)のラジコンです。写真を失念しました。

主訴

コントローラを使っても動がないということで、他のドクターが診ていましたが、終了時刻も近かったので分解をお手伝いすることに。屋外にしばらく置いていたということで汚れはとったものの中が少し錆びている様子。

診察

ラジコンの最も単純なのは、ボタンを押すと直進するだけのもので、ついで前後に動く、左右にも動く、スピード調整ができる・・という具合に複雑になっていきます。持ち込まれたものは、前進後退用レバーと左右回転用のレバーがあるシンプルなものでした。電源は入っているようで、検波機での反応が見られました。

本体を天地逆さにしてタイヤの動きだけを見てみると、前後には動いていますが、左右の動きに反応がありません。幸いにもコントローラに赤色LEDがついていて、コントローラが作動することによってLEDが点灯する仕組みだったので、左右のレバーに不具合があることが推定できました。

コントローラを分解する過程で四隅のネジは表と裏の蓋をつないでいるネジ、やや内側の2つのネジはコントロールレバーを留めているネジだということがわかりました。またコントローラのアンテナの根本にもリング状に固定部品があってこれを外さないと表裏の蓋は分解できません。知らずに力任せに開けていたら危うく壊すところでしたが、側で見ていた別のドクターの指摘で難を逃れました。27MHzの表示もありました。

処置

レバーを動かすと内部のタクトスイッチを押す仕組みになっています。指で直接スイッチを押して見ると、やはり前後のスイッチは動作しますが左右のスイッチが動作不良で、何度も押しているとときどき思い出したように反応があります。これでタクトスイッチ2個の接点不良が明らかになったので、接点復活剤を塗布しましたが芳しくありません。ここから先はベテランドクターが手持ちのタクトスイッチと交換することになりました。

ネジ止めして動作チェック。本体側の電池がやや弱いのか反応はいいですが動きが鈍い感じでした。本体が大きいので消耗も早いのでしょうね。単3電池6本入っていたので9V駆動のようですが、006Pを使うよりは容量が取れるのでしょう。

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