雨上がりのひんやりとした朝。しかし春は訪れていますのであまり寒さは感じません。
今日はプラレール2台を担当しました。
外観からはかなり古いモデルのようで汚れが目立ちます。他の人からの貰い物だそうなので使用状況などは不詳。ただ車輪は新しいため取り替えたのでしょう。しかも新品の電池と壊れている連結器が取り替えられるようにスペアパーツまで持ってこられました。ありがとうございます。
一台目(副都心線の車両)
車体を開けて中を見たら結構ほこりが溜まっていました。プラレールは絨毯や畳の上で走らせることもあるので長年使うとよく出る症状です。

電池を入れても動きません(だから持ってこられているわけですが、ここで新しい電池で動くというオチもよくあります。)。あちこちに溜まっている埃を丁寧に取り、モータ部分を開いてギアが破損していないことや空転しないことを確かめました。


さらにモータに直接電圧をかけて、正転と逆転がスムーズにできることを確かめ、元の状態にして試運転。
無事に走り出しました!
二台目(青の車両:電気機関車EF60)
懐かしい車両ですね。子供の頃に写真を撮った記憶があります。
こちらも同じような状況かと想定していましたが、車体を開けてみると、ネジの錆付き、電池の液漏れによる板金の腐食、埃などがよりひどい状態でした。

まずは車両本体のネジを外すのに特殊な三角ネジが使われていました。手持ちで精密ドライバが何本かあったのですが、何故か三角のものだけなく、他のドクターに開けてもらいました。このネジは他のプラスのタッピングネジに取り替えました。モータの動きを動輪に伝える車軸もサビが回り込んでいます。

次に電池ボックスを開けるのに一苦労。ネジ山が錆びておりしかも舐めていてドライバが刺さりません。そこでネジ山に食い込ませる特殊なドライバを使ってみましたが、山が削られるだけで歯が立たないという表現そのものでした。ベテランドクターに相談したら、ドリルでネジ山を掘って件の特殊なドライバを使ってみても食い込みません。

あれこれやっても駄目なので、そのドクターはネジ山自体を完全に取り去って蓋を開け、その後にネジザウルスで残りのネジを外す方法を選択しました。・・無事に電池ボックスの蓋は外せたのですが、今度は残ったネジを外すにもびくともしない状態。
ネジの反対側に変な蓋がついていて、最初に私が開けてみたら中には何も入っておらず、この蓋は何だろうと思いながら元に戻していました。しかしベテランドクターはその奥にナットが入っていることに気が付きました。つまり頭をとったネジの反対側はナットで固定されていましたが完全に錆びついていました。
電池ボックスを開けてみたら古い電池が入っていました。電圧は0.7Vで使えません。その電池自体は保証付きのいい電池でしたが、おそらくそれ以前についたと見られる液漏れの痕がびっしり。モータのモジュールと板金との接点も錆びついていました。

モータモジュールに直接電圧をかけても動きません。モジュールを分解することにしました。
車軸のギアが完全に割れていて空転状態。モジュール内部のギアにも割れがありましたが歯は欠けていませんでした。モータを取り外して正転・反転させたら問題なく動きます。音も静か。やはり問題はギアのかみ合わせでした。

車軸のギアは他のドクターに分担してもらい新しいものに取り替え、割れていたギアは過去の部品箱から代替品を探しましたが見当たらず、こちらも他のベテランドクターにワイヤで縛ってもらうという措置を取りました。
(この辺は終了時刻も過ぎとても気持ちが焦っていたので写真を撮る余裕がありませんでした)
モータをハンダ付け、接点を磨いて導通を確保。最後の組み戻しはなかなか苦労しましたが対処予定時刻を一時間も過ぎて何とか完了。
無事に動きました!

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