プラレールはやぶさのギアの位置合わせ

研究

ジャンク屋さんで部品取りのために見つけたはやぶさです。塗装が擦り減っていてかなり使い込んでいる様子ですが、スイッチで鼻の部分から連結器が出入りする仕組みです。電池駆動ではありません。

これを入手した目的は最終的には部品取りですが、修理依頼のあった同型はやぶさが壊れていて本来の所作がよくわからなかったため、そこを理解するためです。

本体カバーを外してみたら連結器が隠れている鼻の部分が出てきました。六角レンチは自分が挿したものでプラレールの部品ではありません。

鼻部分はギアの着いたパーツと組み合わさっていました。連結器は一段下でスライドするようになっています。

ここで重要なところは、鼻の部分を動かすギアと連結器の動きを、真ん中の二段組のギアで統制している点です。もう一点気がついたことは、ギアの歯が円周全体に付いているのではなく一部分に限られていることや、形の違うギアがあることでした。

連結器を何度も動かすと、連結器を引っ込めたときに丸いギアの下段の歯が丁度歯の形が変わるところで止まるようになっています。丸形ギアの大径の歯数(14)とスライドギアの歯数(14)が一致しています。おそらく丸形ギアの大径に一つだけある太い歯はスライドギアの広い谷の部分に合わせなければならないのでしょう。

丸形ギアを外すと穴が3つ見えます。一番右は連結器をこれ以上中に押し込めないようにする役割、一番左の穴は丸形ギアをはめ込む穴、中央の穴はギアのタイミング(位相)を合わせる穴のようです。

連結器をめくり上げると端がバネで繋がれていました。連結器は中に入るように軽く引っ張られているようです。

以上から、ギアの位置決めをしっかりと所定通りしないと、はやぶさの鼻の動きと連結器の動きとがちぐはぐになってしまうことがわかります。

位置決めは以下のようにしました。

  1. スライドギアをシャーシにはめ込み動かしてバネが外れないか確かめる(途中で弾けることがあるのでなるべく押さえておくようにする)
  2. 丸形ギアをシャーシの所定位置にはめ込む際に、スライドギアは連結器が一番引っ込んだ状態
  3. 連結器を車体前方方向に引っ張り、丸型ギアが連結器の動きからフリーであることを確かめる
  4. 丸形ギアの大径に空いている穴とシャーシの穴を合わせてピンで留める
  5. 鼻の着いたギア部品の穴の部分をピンに差し込むようにしてピンをグラグラと揺すって位置を安定化させた上で、鼻のギアをシャーシにはめ込む

これでバッチリと位置決めができました。

なお六角レンチを使うより真っ直ぐな棒を使ったほうが差し込んだまま連続して次の部品を差し込めるため作業が容易です。

最後に車体をはめ込む際に前方の底面の先が出るようにする点に注意します。ここははやぶさの鼻が出てきたときに固定する部分です。写真は鼻が出て止まっている状態です。

動作確認

位置決めがうまく行くと、スイッチを前方に動かすと鼻が出てきて固定されます。そこから後方に動かすとカチャッと動いて鼻が引っ込み、スライドに「遊び」があります。さらに後方にスイッチを動かし力を感じたら、連結器がガシャっと音を立てて飛び出してきます。つまり3つのモードがあります。

鼻が出ている状態。

鼻が引っ込んで連結器が出るまでの遊びの状態。

連結器が出ている状態。

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