夏休み最後の週、昨日に雨が降って曇っているためか、ここ連日の猛暑よりは凌ぎやすい日です(暑いけど)、児童館はにぎやか。
今日は6名のドクターで10件の修理依頼がありました。
機関車パーシー
他のドクターが受けた、機関車パーシーを下請けで担当。
炭水車の方に電池が入り機関車のモータにコードで給電している構造ですが、接続部分がどうしても切れやすい構造です。外見から既に青線が切れていましたので修理依頼。

連結器に熱収縮チューブが巻いてあるので過去にも修理した痕跡があります。
新しいワイヤを頂いてはんだ付けまでは簡単でしたが、このあと元に組み直す工程がいささか苦労しました。
- ワイヤは収められる場所が決まっていてそこからずれると裏蓋がしっかりと閉まらない(写真を見ると赤いケーブルに噛んだ跡が付いていますが、これはワイヤの位置決めがずれていた可能性があります。
- 車輪は動輪1本とフリーで2本付いています。このフリーの車輪は微妙に大きさが変えられていて、前後を間違えると真ん中の車輪が床面に設置しません^^; 結果的にネジの締め直しになります。
他に不具合箇所はなく、内部の埃を取り除いて修理完了。
先輩ドクターからは、モータを回してギアに触って止まるかどうかを調べるよう教わりました。配線は直っても、ギアやモータの不具合が同時に見つかることもあるようです。
投影機
もう一つ、「懐中電灯型投影機(プロジェクタ)」のようなものの修理を受けました。画像コンテンツが入ったカセットを本体にセットして壁などに漫画などが投影されるというシンプルなものです。LEDばかり使われるいまどきのおもちゃと違って、昔ながらの豆電球を使ったおもちゃは久しぶりで年代を感じさせます。
これもスイッチが入らないという症状で、外装のスイッチカバーを動かすと内部の金属板が動いて回路を閉鎖する仕組みです。しかしスイッチカバーと金属板をつなぐ「ぽっち」が折れていて、金属板が動かないというのが故障の原因でした。
元請けしたドクターが直していたので私の役割は元の形に組み上げることだったのですが、ベテランのドクターは分解過程で写真を撮らないので、想像しながらやるしかありません。
- まずは電気回路の確保
- 次にスイッチやバネなどの部品の配置決め
- 最後に外装の勘合
という流れで挑みました。外装の勘合は左右どちらの面を底面と上面にするかでいつも悩むのですが今回も同じパターンでした。ちょっと行き詰まったので一息置いて再度挑戦したらうまく行きました。
ユーザさんのお話では親御さんの代から20年以上も使われているようで、夜に天井にスライドを写してお話をしながら子供を寝かしつけているとか。
ルービックキューブ
最後にルービックキューブの修理依頼がありました。階段下に置いてあったのを踏んづけたらゆるくなったという訴えですが、自分で回してみたらたしかにゆるいもののくるくると回りすぎて遊べないというほどでもなく、外観上の傷などもありません。
ルービックキューブは私が中学生の時に流行ったのですが、当時、既に分解を経験していて、ネジを使っていないおもちゃであることは知っていました。今回持ち込まれたものは以前自分で分解したものとは作りが全然違っているようでしたが、ネジを外す箇所はやはりありませんでした。
したがって、下手に触ると却って症状を悪化させる危険性もありました。よって今後さらに使ってみてゆるさがひどくなるようだったら改めて相談してくださいということでお引取りをお願いしました。
電子ピアノ
私の担当ではありませんが、電子ピアノの音がおかしいという持ち込みがありました。
ド・レ・ミ・ファ・・と音は出ていますが、時々ピアノの音とは違う変な音が出ます。触っていたら、隣の鍵盤と同時に押したり、和音を押すと、その変な音が出ます。
回路の不具合を疑いましたが、別のドクターが「電池換えればたぶん直るよ〜」と言ってくれたので、新品電池に交換したら問題解決。古い電池はかなり電圧が下がっていました。おそらくあの変な音は電池消耗のメッセージだったのかもしれません。
音が出ないと電池消耗を発想しますが、音が出ていると他の原因を考えてしまいます。原点回帰して電圧確認!

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