※これはおもちゃドクターとしての活動ではありません。個人的興味で調べたことなので決してマネをしないでください。
先日、扇風機が経年劣化で壊れてしまい猛暑の中で泣く泣く廃棄しましたが、同じ月に二台目の扇風機がおかしくなりました。誰も触っていないのにチャイルドロックが勝手にかかってしまう・・
運転に影響は出ていないので様子見をしていたら、そのうち電源スイッチが効かなくなってきた。
中を見ると
というわけで、いつものように分解してみたら、中はきれいで、部品の焦げとか液漏れなどは見当たらない。


ICの電圧も正常な5Vレベル、コンデンサの容量も特に問題なさそうで膨張や液漏れもなし。
やはりスイッチの物理的な劣化かとタクトスイッチに導通テスタを当てて音を聴きながら導通テストをすると、微妙に音がぶれて抵抗があることがわかる。接点復活剤でとりあえずその状態は解消。
その他に悪いところは見当たらず、商用電源つないだままテスタ当てるのは怖いので、調べようにもこれ以上は無理・・・と諦めかけたところでした。
突然動き出した
なんと、ICの電圧をテストしていたら突然ピッと音がして羽根が動き出しました。しかし本来のスイッチを押しても反応がない、・・しかしスイッチの開閉はテスタでは問題ない・・つまりICとスイッチの間ではOn/Off出来ているけれども、おそらくICからの出力信号がトライアックなどの駆動部品に届いていないのでは・・と考えました。
最後は奥の手
最後に、基板のハンダを一つ一つコテを当てて再ハンダする「奥の手」を使ったら、なんと正常に作動するようになりました。いわゆる浮きハンダはテスタで探しているときは回路が閉じていて見つからないこともあり、ハンダのしなおしは有力な手段です。
これまでこの方法を試して直ったというブログ記事は何度か見たことがあります。中にはオーブンに基板ごと入れて一気にリフローするというツワモノもいました。気がついた訳は、タクトスイッチを一つだけ取り外したときに基板のビアが簡単に外れてしまったことから、同じことが他にもあるかもしれないと類推したためです。全ハンダやりなおしは自分では初めてでした。
モータを使う製品は振動があるためゆるいネジや甘いハンダは長年の使用でガタが来るのでしょうね。


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