梅雨まっただ中の朝から雨。大ぶりではないので荷物にビニルシートを被せて出勤。
来客は少ないだろうと見積もっていましたが、ドクターも二人が欠席して、本当に誰も現れない静かな一日でした。結局の来客は一人でした。
事前に持ち込まれていたのは、ここの児童館で月に一度運営されているおもちゃ図書館のラジコンバス。赤外線で操作できるものですが、コントローラがバスの降車お知らせ釦になっているというちょっと楽しいものでした。
先輩ドクターが担当したので傍で修理を見学。コントローラからは「つぎ、とまります」の定番の音も出るし、赤外線ライトが光っていることはスマホのカメラで確認できたので、本体側に問題ありとの見立て。
電池はなんとか残っていたものの念の為に新しい電池で試しましたがやはり動かず。
バス本体を分解することになりました。その際、動輪の両端のタイヤを外さなければならず、ドライヤで加熱してから外すと比較的簡単に外れることを教わりました。
実際に中を見ると、フラットギア(26T)が真っ二つに割れていて、結局はギアの制作が必要ということになりました。
そうこうしているうちに、お昼前に本日最初(かつ最後)の患者さんが来られました。
持ち込まれたおもちゃは、戦車と踏切。1歳くらいの男の子が一緒でしたのでその子のおもちゃでしょう。
私は踏切を担当することになりました。

踏切の端を押すと踏切が上がるという構造としてはとても簡単ですが、乳幼児が遊ぶ際にそのとおりに使うとは考えにくくむしろ赤い踏切を横に動かすなどで支柱が折れてしまったようです。
先輩ドクターがプラ版で補強して踏切の軸の部分にネジを通してそのプラ版に固定するアイデアを出してくれましたが、今回は壊れていない踏切が反対側についていたことから、ここからおゆまるを使って型を取り壊れた踏切にレジンを流してUVLEDで硬化させる方法を試してみることにしました。

型取りと硬化は特に迷うことなくスムーズに行きました。UVLEDは自分の用意したものがありましたが、今ひとつ使いづらいので、別のドクターから懐中電灯型のものをお借りしました。
我ながらいいアイデアだったと自画自賛していたら、硬化させたところもろとも「ポキっ」と踏切が外れてしまいました(T_T)
どうやらレジンには硬度は適度にありますが、プラスティックとの接着力はないようです。

しかしここでレジンはかなり固く仕上がることが分かりしかもUVLEDを当てないと固まらないことから比較的扱いやすいことも分かったので、再度挑戦することに。ただ同じようにしても接着力がないのでまた外れることは目に見えていますので、今回は折れた場所に1mmΦのネジを差し込んでそれを包むようにレジンを固める方法を採用しました。歯科のインプラント治療からアイデアを得ました。

ネジを打ち込んだ写真を取り忘れましたが、透明レジンの中にかろうじてネジが入っているのが見えます。
バッチリ修理完了。


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